Friends on Ice 2012(フレンズ・オン・アイス2012)を見てきました!

先週,26日(日),新横浜スケートセンターまで,荒川静香さんプロデュースのアイスショー「 Friends on Ice 2012 」を見に行ってきました!
フィギュアスケートは,毎シーズングランプリシリーズや世界選手権など,テレビではよく見ているのですが,生で見たことはなかったので,かなり前からとても楽しみにしていました。

当日,スケートリンクのそばだけにかなり涼しいんだろうな,とは思っていたのですが,リンク近くは涼しいなんてものではありませんでした。
常連と思われる観客が多かったようで,ダウンコートや膝掛けなど,みなさん準備万端でした。
ちなみに,私は半袖で行きました・・・。スケートリンクなめちゃいけませんね・・・。

開演前のリンクの写真です。公演中は写真撮影禁止だったので,リンクだけでもと思って撮ってきました(当たり前ですが。・・・少々残念でした。)。




荒川静香さんをはじめ,本田武史さん,高橋大輔さん,安藤美姫さん,イリナ・スルツカヤさんなどそうそうたるメンバーで,バラエティーに富んだプログラムが次々と演じられました。

佐藤有香さんは,ジャンプ全くなしの,スケーティングそのものを魅せるプログラムで,柔らかい滑りににため息が出てしまいました。エッジが氷を削る音がしないんですよね。
現役を離れられてから,テレビで見る機会は減ってしまいましたが,全く色あせない素晴らしいスケーティングだったように思います(詳しいわけではないので,あくまでも感想ですが。)。
本田武史さんのトスカは,生で見るジャンプの高さと回転の速さに驚きました。

プログラムは2部構成だったので,休憩時間にクラムチャウダーを飲んで,外に出てあたたまりました。溶けました(笑)。

2部の冒頭に,安藤さんのブラックスワンが始まったかと思うと,高橋さんのヒップホップの白鳥の湖が続き,さらに荒川さんの白鳥という,コラボプログラムが始まりました。
同じ音楽で,全く違う3つのプログラムが楽しめるという,アイスショーでなければ見られない,贅沢な時間でした。
安藤さんの黒鳥はとても色っぽく,高橋さんのステップは,こんなにダイナミックにでも細かく素早く動けるものなんだなぁと,見入ってしまうすばらしさでした。

イリア・クーリックさんは,コミカルなプログラムで会場を沸かせており,現役時代のクールなイメージとまた違った一面を見ることができました。
側転(?)のような一回転を入れ込んでいて,会場を釘付けにしていました。すさまじい身体能力ですね。

他にもコラボプログラムがたくさんあり,荒川・安藤のデュオや,本田・鈴木明子ペアなど,時間を忘れるショーでした。
高橋さんの今季ショートプログラム,鈴木さんの今季フリープログラムも,このショー初公開で,今シーズンがぐっと楽しみになりました。


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夕方5時開演で2時間半程度の予定だったようですが,最終日のフィナーレだったためか,選手のみなさんのアンコールの演技が続き,夜8時半近くまでショーが続きました。
素晴らしい演技はもちろん,出演者のみなさんが,とても楽しそうに滑っていた様子に心が暖まりました。
競技中は厳しいライバル関係もあるのでしょうが,フレンズ・オン・アイスというタイトルと,その仲のよさそうな姿がぴったりでした。

この夏の素敵な思い出です。
・・・ショーを見たらがせん試合も見たくなりました。きっと行ってしまいます(笑)

投稿者:圭


離婚・夫婦関係についてのご相談をお考えのみなさまへ〜相談票(離婚・夫婦関係)を作りました〜

公園通り法律事務所には,日々いろいろなご相談が寄せられています。
その中でも多いご相談の1つに,離婚や夫婦関係についてのご相談があります。

「離婚をすべきか迷っている。離婚した場合どうなるのか教えて欲しい。」というお問い合わせや,「離婚をしたいが子どもの親権がとれるか心配だ。」というお悩み,「すでに別居しているが相手が婚姻費用(生活費)を払ってくれない。」,「子どもの養育費の支払いが止まっている。」などの経済的なご相談もあります。
一方,「離婚までは考えていないが不貞行為の相手に慰謝料を請求したい。」,「相手から離婚を求められているが,なんとかやり直して良い夫婦関係に戻りたい。」という方もおられます。


公園通り法律事務所では,まずは,お電話にてお問い合わせいただき,おおまかな相談内容を伺った上で,法律相談にいらしていただく日を調整しておりました。
しかし,中には,電話をかけることにためらいがある方,うまくお悩みを説明できるか自信がなく結局電話をすることをあきらめる方もおられるのではないか,と思います。
また,事務所の営業時間内はお仕事が忙しく,なかなか連絡できないという方もおられるかもしれません。

そこで,少しでもご相談の負担を減らすため,「相談票(離婚・夫婦関係)」を作りました。


この相談票に,差し支えない範囲でご記入いただき,事務所までお送りいただけば,内容を拝見した上で,弁護士から相談日の調整のご連絡をさせていただきます。
(もちろん,相談票を送らず,直接お電話をいただいた場合にも,通常通り相談の予約をいたします。) 

FAX(0422−23−6163)でも,メールに添付して事務所のアドレス(info@kouendori.com)までお送りいただいてもかまいません。 
※弁護士から折り返しのご連絡ができるよう,お名前と差し支えのないご連絡先は必ずご記入下さい。 
お送りいただいたご相談者の個人情報は,ご相談以外の用途には使用せず,当事務所において適切に管理いたしますので,安心してご利用下さい。 

公園通り法律事務所では,まずはご依頼者のお話しをじっくりと伺うことを心がけております。
お悩みをため込まず,まずはお気軽にお問い合わせ下さい。


西荻窪のイタリアン,trattoria29(トラットリア・ヴェンティノーベ)さんのお肉

先日,お隣の西荻窪で夕ご飯を食べてきました。
西荻駅北口の,西荻シルクロードを少し行ったところにある, trattoria29(トラットリア・ヴェンティノーベ)さん。
シェフがかなりのお肉好きのようで,お店の名前も「29」です。


もちろん,お野菜もあります。
モッツァレラチーズとトマトのサラダ。鉄板のおいしさ。



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ハムの4種盛り合わせ。うち3種は自家製とのこと。
うま味たっぷりでした。



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そして,お肉。ボリュームたっぷりでパワフル。
「素材を食べる」といった感じで,お肉好きにはたまりません。




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お肉,お好きな方にお勧めです!

投稿者:圭


共有名義の不動産を何とかしたい(共有物分割)

遺産分割をするときに、不動産を、相続人何人かの共有名義にすることがあります。
その時点では共有にする必要があっても、時間が経つと、「それぞれに分けて、自分だけのものとして使いたい。」「売ってお金にかえたい。」などと、共有者それぞれの立場によって、事情がかわってきます。 

共有者が、親子や兄弟姉妹であっても、利害が異なると、なかなか一致した解決策にたどり着くのは難しいものです。 

こんな時に使えるのが、「共有物分割」の手続。 
人数分に分筆してそれぞれ固有の所有権にする、誰かが誰かの持分を買い取る、全員一緒に売却して代金を分けるなど、解決の方法はありますが、感情的にもつれると、話合いがうまくいかず、にっちもさっちもいかなくなります。 
裁判所に、この共有物分割の訴訟を出すと、まず話合いでの解決を試み、どうしても無理ならば、裁判所が、最もふさわしい解決策を「判決」で出してくれます。
後ろに判決が控えているという事になれば、話合いも真剣になり、のぞましい解決ができる場合もあります。 

近頃、この手続を使って、共有問題を解消するケースが増えています。 共有者間の話合いが暗礁に乗り上げたら、諦めないで、ご相談下さい。

被災地での法律紙芝居

先週25日,年明けから参加させていただいていた,日本難民支援協会の震災復興支援活動,中締め会がありました。 
この活動は,被災地の仮設住宅を訪問し,紙芝居形式で被災者の方々に知っていただきたい重要な法律知識を紹介し,さらに個別のご相談もお受けするというものです。 
このプロジェクトは震災直後に立ち上がったもので,多くの弁護士が毎週末チームを組んで被災地を訪れておられました。 
年明けにロースクール同期が声をかけてくれたのをきっかけに,1月と5月の2回,活動に参加させてもらいました。 



1月。昨年夏の南相馬での法律相談(こちらは弁護士会の活動です。)以来の被災地訪問となりました。 
1日目は,石巻の南境仮設を訪問しました。 司法修習地が秋田だったので,東北の冬には多少慣れているつもりでしたが,やはり寒さは厳しかったです。 
法律紙芝居を始める前に,できるだけ多くの仮設を個別に訪問し,お声がけをするのですが,そのうちの1軒で,「寒いのに大丈夫?風邪なんかひかないようにね。」との言葉をいただきました。寒さが吹っ飛んだ瞬間でした。 

 2日目,陸前高田。


  陸前高田2012.1.JPG 


震災から1年が経とうとする時期で,海沿いも,ある程度瓦礫の片づけが進んでいたものの,そのせいか景色がいっそう荒涼としたものに感じられました。 

紙芝居を使っての説明を担当させていただいたのは,この時が初めてだったのですが,弁護士を身近に感じてもらうために,有効なツールだと思いました。 
個別の相談では,「弁護士は敷居が高いから,相談しにくい。」と率直におっしゃる方もいて,弁護士のほうから積極的に相談しやすい空気を作らなければと,堅い雰囲気にならないよう,難しい法律用語などを使わないよう,心がけました。 

私は,相続についての紙芝居を担当していたためか,相続関係のご相談を多く受けました。
中でも,震災で突然家族を亡くすという経験をされたからか,自分にもしものことがあった時に備えて遺言を作ることを考えているとのご相談が複数あり,印象に残っています。 

被災地・仮設住宅での生活そのものが迫ってくるご相談が多く,被災した方々の生活の厳しさを実感する訪問となりました。 



5月。ゴールデンウィークに2回目の訪問。 1日目・2日目とも陸前高田の仮設住宅を訪問しました。 
1日目午後に訪問した,本町仮設。



  本町仮設.JPG 



 木造で,一戸ごとに独立した仮設住宅でした。 前回訪問した仮設は,平屋建てで,隣の音など生活のストレスが強いのではないか…と感じましたが,この構造であれば,多少なりとも負担が軽くなるのかなと思いました。 
入居者の方に伺ったところ,やはり倍率が高かったそうです。 


宿泊させていただいた,光照寺さん。
1月・5月ともにお世話になりました。 
素敵な住職がおられます。



光照寺.JPG



自宅が流されてしまったり壊れてしまった方に支給される生活再建支援金の紙芝居の際,熱心にメモをとっている方がおられたり,家の建設や,県からの補助金の支給についてのご質問が多かったりと,少しずつ新しい生活が具体的になってきている印象でした。 
1月から,変化を感じた訪問になりました。 
新たな生活の基盤作りが,思ったほどに進んでいない現状があるようです。 
今後,1日も早く,被災者の方々のニーズにあった環境整備が進んでほしいと思います。
中締め会でも,徐々に被災地での新しい生活が始まりつつある中,これからますます弁護士が必要になる,と言っておられた先生がいました。そのとおりだと思います。 



中締め会では,当初から活動の事務局として頑張っていた同期が,初期の訪問の時に使っていた初代紙芝居を見せてくれました。 
手書きの部分も多い紙芝居を見て,当初からかかわってこられた弁護士,スタッフの皆さんは,これを持って被災地に駆けつけたのかと,胸が熱くなりました。
 私が使わせていただいた紙芝居は,情報の変化に応じて更新され,パワーポイントでとてもきれいに見やすく作られたものでした。 


これまで,2回ではありましたが,このような活動に参加させていただき,光栄でした。
少しでも情報をキャッチしてくださった被災者の方がおられたなら,こんなにうれしいことはありません。 

これからも,有志で,陸前高田の公設事務所に赴任して頑張っておられる弁護士や地元の弁護士の皆さんのサポートのため,活動を続けることになっています。 
私もできる限り,足を運びます。 


被災地での活動をとおし,弁護士を必要とする方々にとって,弁護士はまだまだ遠い存在なのだと実感しました。 
地方だからなおさら…とも思いますが,弁護士の多い東京でも,弁護士に相談してよいのか,どこに行けばよいのか,迷われている方もたくさんおられるのが現状なのだと思います。
日々の業務のあり方について,改めて考えるきっかけになりました。 

この活動誘ってくれた同期に改めて感謝します。ありがとう! 


投稿者:圭
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