陸前高田仮設住宅訪問(2012年10月19日〜21日)

10月19日から21日にかけて,陸前高田の仮設住宅での住宅再建のための勉強会(法律紙芝居を使っての広報活動)兼法律相談会に行ってきました。
1月・5月に続き,3回目の訪問となりました。

東京駅から新幹線で一ノ関まで行き,大船渡線に乗換えて気仙沼まで。
大船渡線はちょうど帰宅時間で,地元の中学生でいっぱいでした。
試験が近いのか,ボックスの4人席にかけていた生徒さんは,膝に英語のテキストを広げ,曇った窓ガラスを黒板代わりにして,一生懸命勉強していました。

気仙沼着20:29。いつもアレンジをして下さっている日本難民支援協会のスタッフの方が向かえに来てくださっていました。
夕飯は,陸前高田未来商店街の「Bricks.808」でいただきました。トリッパと豆のトマト煮。



未来商店街(トリッパ).jpg


宿泊は1月・3月に引続き,ボランティアの宿泊施設としてお寺を提供してくださっている光照寺さんに今回もお世話になりました。素敵な住職がおられます。

1日目午前中は,竹駒小仮設へ。
勉強会を始める前に,戸別にお宅を訪問して声かけをするのですが,うち一戸におられたご高齢の方から,集会所まで行くのが大変だが相談したいことがあるとのお話しがあったので,お宅にお邪魔してご相談を伺ってきました。

午後は,滝の里工業団地。
外で遊んでいる子供達を多く見かけました。勉強会にも首がすわる前の赤ちゃんを連れているお母さんがおられ,同じ仮設の他の参加者の方々が代わる代わる赤ちゃんを抱っこしていました。
5月に訪れた時にも,1月と比べると生活に向けての具体的な相談が増えたという印象でしたが,住宅再建についてさらに関心が高まっていました。もらえる支援金,利用できる低金利の借入についてなど,熱心に確認する方もおられました。
一方で,区画整理や高台移転などまだまだ思うようには進んでいない面もあり,もどかしい想いを抱えておられる方も多いようでした。

夜は,美味しいお刺身をいただきました。

2日目午前,長部小仮設で活動し,気仙沼から行きと同じルートで東京に戻りました。


今回は,今年初めに陸前高田の公設事務所に赴任した司法修習同期・同クラスの弁護士と一緒に仮設住宅を訪問し,活動を手伝うことができました。
これまでの訪問でも使っていた「住宅の再建のために」の紙芝居をベースに,支援金制度の最新情報や「被災ローン減免制度」についての説明をバージョンアップさせたもので同期の弁護士がレクチャーをし,その後個別に相談をお受けするというスタイルで活動しました。
同期の弁護士がいろいろ工夫していて,「被災ローン減免制度」の説明部分を,コップの絵を使ってわかりやすく説明する内容に更新されていました。
紙芝居を使って説明する時,同期の口からは,地元の地名や,被災された方々からの日々の相談を踏まえてのアドバイスが自然に出てきます。
被災地で,被災された方々に寄り添って仕事をしているんだなと,改めて尊敬の気持ちを強くしました。
2日間とも,岩手の弁護士のみなさんも2名ずつ来ておられました。
これからもできる限りの応援をしていきたいです。

写真は気仙沼です。ちょうど漁船が2艘動いていました。



気仙沼2012.10.jpg

投稿者:圭


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