奈良ホテル

 6月25日、「奈良ホテル」で司法研修所・同期の集まりがあり、1泊してきました。

ここは、創業1909年。「関西の迎賓館」と呼ばれたという歴史あるホテルで、一度泊まってみたいところでした。

関西空港から奈良行きのリムジンバスが停まる、唯一のホテル。
バス停を降りて、小さめの門を入っていくと、間もなく、堂々とした日本風の建築が右手に姿を現します。

美しい瓦屋根の両端には、鴟尾(しび)が配され、城か、寺院かと思わせるたたずまい。
エントランスから入ると、左手にフロント、正面に階段。意外に取り澄ました雰囲気はなく、磨き抜かれた木造部が、柔らかい雰囲気をかもしています。





右側の壁には、上村松園の日本画「花嫁」。高島田に角隠し、黒留め袖の「日本の花嫁」を、女性として過酷な人生を生ききった女流画家は、どんな想いで描いたのだろうと、2階の客室に向かう階段で、振り返り、振り返り、見てしまいました。

皇室の”定宿”と聞いていましたが、海外からも、オードリー・ヘップヴァーン、チャップリン、アインシュタイン、プロコフィエフ、ニクソンなど数々の著名人が泊まったのだとか。彼らが歩いたその床を踏みしめていると思うと、ちょっと楽しい気分でした。

木造建築を維持するのは、石造に比べてはるかに大変だと思いますが、大事に大事に手入れされていることが、あちこちに見て取れます。
ヨーロッパの古い石造の建物に比べ、しみじみと暖かみを感じました。

今回、カメラを持って行き忘れました!
仕方なく、ケイタイで撮った写真ですが、アップしておきますね・・・。

(投稿者:幸)






コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL