論究ジュリスト2019年秋号,座談会掲載のご報告

本日発売の「論究ジュリスト2019年秋号」(有斐閣)に,メンバーの一人として出席させていただいた座談会「司法制度とその担い手」が掲載されました。

母校の恩師である山本和彦先生(一橋大学法科大学院)が司会をされ,大坪和敏先生(東京弁護士会),大貫裕之先生(中央大学法科大学院),中川丈久先生(神戸大学法科大学院)と,ご一緒させていただいています。

 

 

 

 

山本先生が,「特に法曹養成制度は,司法改革の様々な項目の中でも最も評価が分かれるテーマの1つ」だと思うと,座談会をスタートされ,法科大学院制度の評価,法曹人口,法曹の質,職域拡大など多岐にわたる論点について,出席者それぞれが意見を述べました。

私自身,非常に難しい論点についての発言を求められる場面もあり,悩みながらの回答というところも多々ありましたが,弁護士1年目から公益活動として取り組んでいる法曹養成制度について改めて整理するきっかけにもなり,貴重な機会となりました。

 

個人的に思い入れの深い未修者コース改革については,「残された重要な課題」という位置づけで,座談会の最後に議論されました。

法学部との連携による法曹コースの設置,司法試験の在学中受験という改革がされる中,司法試験合格という観点からは未修者がさらに厳しい戦いを迫られるという現状にあること,これを踏まえ未修者コースの改革が不可欠であることなどを述べ,私の考える具体案についても若干提案させていただきました。

文科省中教審法科大学院等特別委員会の専門委員も2期めとなり,いよいよ未修者コース改革が本格的に議論され始める見通しです。

法曹養成制度改革は難しい局面が続きますが,今後も,少しでも現状を改善することを諦めず,常に考え,行動することをモットーに,引き続き法曹養成問題に取り組んでいきたいと思います。

 

投稿者:弁護士 酒井 圭

 

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