東京弁護士会新入会員歓迎会に行ってきました。

おととい8日,霞ヶ関の弁護士会館クレオにて開催された,東京弁護士会主催の新入会員歓迎会に参加してきました。
昨年12月に司法研修所の二回試験(法曹になるための最終試験)に合格し,東京弁護士会に会員登録した弁護士になりたてのみなさんの歓迎会です。
私も弁護士1年目には,歓迎される側として参加させていただきました。

この会では,新入会員の皆さんの歓迎とあわせ,弁護士会の各種委員会活動の紹介がされます。
各委員会がブースを出して活動を紹介し,新人弁護士の皆さんを勧誘する場でもあるところ,私も,2年目以降は,所属している法曹養成センターの紹介担当として参加しています。
大学のサークルの「新歓」を思い出させるような,新年の恒例企画なのです。

今年も,ブースで待機していたところ,開会の前から,顔見知りの一橋ロースクールの後輩(といっても社会人経験がある方々なので「後輩」という感じは全くしないのですが。笑。)が2人,声をかけにきてくれました。
昨年は,ロースクールの後輩には会えず少々寂しかったのですが,今年はこの2人に続き会場に来ていた後輩の皆さんが次々とブースに来てくれました。
非常勤講師で通っている成蹊ロースクールの顔見知りの卒業生や,会場で興味をもった方が次々と訪ねてくださり,ブースは終始にぎやかでした。

新入会員の皆さんには,日々の業務に追われる毎日で,なかなか委員会活動のようなプロボノ活動には時間を使いにくいところもあるでしょうが,ぜひ気に入った委員会をみつけて(できれば法曹養成センターで。),少しでも活動してもらえたらと思います。
事務所外の弁護士と知り合うよい機会でもありますし,忙しい中での気分転換にもなるのではないでしょうか。

新入会員のみなさん,弁護士登録おめでとうございます!
自分の弁護士1年目の頃のことを思い出すと,何をするにも時間がかかり緊張のし通しだったように思いますが,少しずつ充実感を味わえるようになると思います。
体には十分に気をつけて,頑張って下さい。


投稿者:圭

法曹養成センター主催 実務演習講座(仙台会場)のご案内

みなさん,暑い夏休みいかがお過ごしでしょうか。

私の所属している東京弁護士会法曹養成センターでは,法科大学院出身のみなさんを対象に,
より充実した実務教育の実現,法科大学院から司法修習への橋渡しのため,
毎年,東京の協力法科大学院を会場に「実務演習講座」を開講しています。

今年度は,東京の3会場に加え,仙台弁護士会のご協力をいただけることになり,仙台会場でも開講することになりました。
新司法試験直前に,被災された受験生の皆さんに,失われてしまった勉強の時間を少しでも取り戻していただければと思っています。

詳細は,
東京弁護士会による実務演習講座のご案内(仙台会場) をご覧下さい。

講師陣は,法曹養成センターだけでなくその他の委員会の委員の先生方にも協力をお願いし,充実した顔ぶれとなっております。
私は,当日の会場設営と,講義後の懇談会に参加する予定です。

たくさんのみなさんのご参加をお待ちしております。


投稿者:圭


予備試験アンケート PART2(論文式)

連休最終日のきのう,先日会場配布した司法試験予備試験短答式アンケート
http://kouendori.jugem.jp/?eid=10 に引続き,
論文式試験のアンケートを配布してきました。

東京会場は武蔵大学江古田キャンパス。法曹養成センター委員の有志11名で,アンケート700部を配布しました。
受取っていただいた受験生の皆さんありがとうございました。回答をお待ちしております。
アンケートは東京弁護士会HPからもダウンロードできます。
http://www.toben.or.jp/know/iinkai/housou/news/1.html
他会場の受験生のみなさんもご協力をお願いいたします。

択一アンケートにご協力いただいた皆さん,ありがとうございました。
現在法曹養成センターでは,集計・分析作業を進めております。引続きよろしくお願いいたします。



投稿者:圭




予備試験アンケート

15日,日曜日,今年度から始まった新司法試験予備試験の明治大学会場でアンケートを配ってきました。
http://www.toben.or.jp/know/iinkai/housou/news/yobisiken_enquete.html
*東京弁護士会HPに本文を掲載しています。予備試験受験生の皆さん,回答にご協力をお願いいたします。

私の所属する東京弁護士会には,弁護士それぞれが問題意識を持って様々な分野の活動に取り組む「委員会」があります。
それぞれの委員会の取り組みは,法教育,子供の権利,刑事弁護,消費者問題など多岐にわたります。

私の所属する「法曹養成センター」では,よりよい法曹養成制度の実現を目指して,新司法試験アンケート,法科大学院出身弁護士との意見交換会,
司法試験合格者の皆さんを対象とした司法修習前の実務演習講座など様々な活動を行っています。
日曜日のアンケートも,その活動の1つとして行われました。

日本では,10年ぐらい前から,様々な司法制度を見直し,裁判所その他の司法手続をもっと市民の皆さんに利用しやすいものに変えていこう,
司法制度を身近なものにしようという目的の下,司法改革が行われてきました。
この改革の1つとして,2004年から,法科大学院(ロースクール)で弁護士・裁判官・検事となる人材を育てるというシステムがスタートしました。
この制度のもとでは,法科大学院の卒業生にのみ司法試験の受験資格を与えることが原則です。
これは,法科大学院でしっかりと教育を受けた人に法曹になってもらおう,という考えを基本にしています。

他方,新司法試験予備試験は,様々な理由から法科大学院に通うことが困難な人のために,予備試験合格者にも司法試験の受験資格を与えようという目的で,今年から始まったものです。

このように,現在,司法試験を受けて法曹になるためには,法科大学院ルートと予備試験ルートの2つのルートがあります。
法科大学院が法曹養成の中心として位置づけられている中,この予備試験が,当初の目的に沿った機能を果たしていくのか,法科大学院との関係でどのように位置づけられるのか,
よりよい法曹養成制度の実現のためには,予備試験の実情が正確に把握されなければなりません。
また,予備試験が司法試験受験資格を付与する重要な試験である以上,その内容が適正なものであるかについても,検証されなければならないと思います。
配布したアンケートが,少しでもこのような役割を果たすことを期待しているところです。

当日は,法科大学院世代から大先輩世代の弁護士まで総勢26名でアンケート配布にあたりました。
配布部数合計1500部,受取ってくださった受験生のみなさん,ありがとうございました。ぜひご回答をお寄せ下さい。


投稿者:圭











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