若冲展 見ました

5時間の行列で話題になった『生誕300年記念 若冲展」、5月20日に行ってきました。

ゴールデンウイーク直前からの開催で、ネットで前売券を買って「いつでも行ける」態勢にしていたのです。
ところが、人気はうなぎ登りで、待ち時間が3時間だ、4時間だとすさまじい話が聞こえてきて、あせって、行かなくてはと思ったときは、あと1週間しかない状態。
閉幕直前の週末はすさまじいことになりそうなので、金曜日早朝から突撃することを決心。

少し早起きして、8時過ぎに上野駅着。足早に東京都美術館を目指すと、もう、並んでいます、並んでいます。。。最後尾は東京藝大の奏楽堂あたり。新聞朝刊抱えて時間待ちに備えたのですが、見通しは甘く、「読み終わったら下に敷いて、座って待とう」と覚悟を決めました。
それでも行列は少しずつ動き、曇り空で体力も消耗しないうちに10時前には入り口前に到達。2時間と少しで入館できました。

極彩色で画面が埋め尽くされた緻密な植物画、動物画。対照的に、水墨のふすま絵はたっぷり取った白い空間の中に、枯淡の葡萄や蓮が静かに佇み、同じ絵師の作なのかと戸惑います。
クジャクや鳳凰の羽毛など、一体どれほどの時間がかかったのか、強迫観念に突き動かされていたのかと思ってしまうほど細密な繰り返しを描きながら、かわいらしい子犬を一幅に百匹も描くなど、ユーモラスな絵もあります。
若冲コレクターであるプライス夫妻(アメリカ人・日本人)の著名なコレクション『鳥獣花木図屏風』は、枡目を一つずつ彩色するという、自由でモダンな手法。象やラクダなど、想像で描いたと思われる動物のユーモラスなこと。若冲には色々な顔があります。

白眉は、30幅の『動植彩絵』と相国寺所蔵の『釈迦三尊像』の一括展示。前者は、明治期に逼迫した相国寺が手放し、日本最古の旧家(皇室)に売却(献上)されたという由来のもの。
『動植彩絵』の一幅一幅の力強いこと。写実的かと思うと、よくよく見れば抽象化もしています。一つ一つが生きています。『雪中錦鶏図』の背景の檜を被う溶けかかったような雪は、エロティックでさえあります。何とも面白い。

その生きた時代にも人にもおもねらず、我が道を生きたという若冲。
5時間待ちにも耐えようかというほどたくさんの人の関心を集めたのも、なるほどと思えます。
絵画素人の私にとっても、久々にエキサイティングでした。

実は、数年前のこと。知人のお招きで、京都のとある料亭に行く機会がありました。
部屋に入ってすぐ、床の間に飾ってある掛け軸に目が留まり、若冲の鶏に似ている???と思ったのです。
当時、若冲のものはあまり巷間に出回っているとは思わず、驚いて、跪きもせず棒立ちのまま、中居さんに「これ若冲ですか? 本物ですか?」と聞いてしまいました・・・。「はあ、そう伺っとります」との返事に、何とお行儀の悪い、不作法なことを言ってしまったかと、後悔しても遅かった・・・。
今回、たくさんの本物を見ることができたので、今後、このようなことのないよう、気をつけます。

(投稿:幸)



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舞台「海辺のカフカ」@赤坂アクトシアター

少し前になってしまうのですが,7月初め頃,蜷川幸雄さん演出の舞台「海辺のカフカ」を見てきました。

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高校生の頃から,村上春樹さんの小説が好きで,長編を何度も読み返すくらいなのですが,自分の頭の中で作品ごとにイメージ画像を作り上げているので,映像作品(映画化された「ノルウェイの森」など)は一切見ていませんでした。
なんとなくイメージが壊れる気がしていやだったのですよね・・・。
実は「海辺のカフカ」は村上作品の中では,好きな方ではなく2回くらいしか読んでいなかったので,舞台を見てみてもいいかなという気持ちになり,さらに蜷川幸雄さんの舞台は前々から一度見てみたかったので,行くことにしました。

村上作品は,物語の中に2つの世界が設定され,時間的・空間的にリンクしたり離れたりするという独特の舞台設定がされているものが多く,海辺のカフカもかなり明確に二重世界が描かれている作品です。
いったいこの世界の行き来やリンクをどう演劇で表現するのだろうと思っていたのですが,舞台上には,私の頭の中のイメージ映像などは遥かに超える(当たり前ですが。笑。),ものすごく適確な2つの世界が立ち現れていました。
舞台装置が素晴らしいのですよね。透明で大きな立方体のアクリルケースの中に,それぞれの場面に必要なセットが収められていて(トラックが入っていたり,図書館の受付の机と椅子が収められていたり,寝室のベッドが配置されていたりします),そのケースにキャスターがついていて,自在に動かせるのです。
二重世界がリンクする場面では,主人公の1人であるカフカが入っているケースともう1人の主人公的な位置づけのナカタさんが入っているケースが真横に並び,見事にシンクロしていました。
場面の切替が全てこの移動でされるので,場面切替のテンポもとてもよく,目が離せない舞台でした。

キーパーソンである謎の女性(カフカの母?)を演じていた宮沢りえさんが本当に美しく,折れそうに細い身体ながら,エネルギーが客席まで届く素敵な演技でした。
宮沢りえさんが小さなアクリルケースに入って,歌いながら登場するシーンがあるのですがとても幻想的でした。
ドラマのイメージの強かった藤木直人さんも,予想以上に(失礼。笑。)舞台映えしていました。

なんとか仕事をやりくりして,思い切っていって本当によかったです!
またリフレッシュのためにこういう時間を作りたいと思います。

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投稿者:圭


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ソチオリンピックを終えて−フィギュアスケートを見て思ったこと−

ソチからの日本選手団帰国のニュースに触れ,あぁ,オリンピックが終わったんだなと思った。
今日は朝から東京地裁で期日が入っていたので,ちょうど選手団が乗った飛行機が成田に到着したところまで見て自宅を出,昼休みに,帰国後の選手記者会見のニュースなど,にぎわう報道をネットで眺めた。

私は,フィギュアスケートが好きで,一昨年から縁あって競技やショーにも足を運んでいたため(フレンズオンアイスNHK杯全日本選手権など),ソチオリンピックもがぜんフィギュア中心の観戦になった。もちろん,モーグルやスノーボード,ラージヒルなど,他の競技も観戦してそれぞれに盛り上がったけれど,全部書いているときりがないので,フィギュアに絞って記録しておきたいと思う(それでもだいぶ長くなってしまうと思うけれど)。

今回のオリンピックは,時差が厳しく,軒並み深夜0時から3時頃に競技が集中するという状態だった。
翌日の仕事に響かせるわけにもいかないので,寝不足にならないように,できるだけ日付が変わる前に寝て,競技佳境の深夜に起床し観戦,その後録画で前半を観戦,そのまま早く仕事スタートというスケジュールで観戦した。
意外と効率がよく,日中も眠くならずに,ほぼリアルタイムに近い時間で,団体から男子SP・FP,女子SP・FP,エキシビジョンとしっかり観戦することができた。

男子は,羽生選手の圧巻のSPから金メダル。これは嬉しかった。羽生選手のスケートは,一昨年のNHK杯,昨年の日本選手権とLIVEで見ており,テレビでもたびたびコメントする姿を目にしていたけれど,ソチに入ってから,急に貫禄が出てきたように感じていた。
相変わらず,華奢だし小顔だし,いかにも10代という外見ではあるのだけど,目つきが力強くなった。
金メダルをとった時には,金メダリストに相応しいオーラすら感じさせた。
「立場が人を作る」という言葉があるけれど,まさに,一段一段階段を登り,オリンピック金メダリストという壇上に到達した人の顔になっていた。
普通なら,階段の最上段でもあり得る位置ではあるが,羽生選手にはまだまだ通過点。自身が被災した1人であるため,金メダリストになったからこそできる支援がある,ここがスタートだというコメントをしていた。
頼もしい19歳だと思った。

高橋選手は,やはり直前の怪我もあり,本調子ではなかったが,その時点でのベストのスケートを見せてくれたと思う。
日本選手権では,不本意な滑りに涙を隠せていなかったが,ソチでは違った。
競技後のインタビューは,思うようにいかなかった準備期間の悔しさも隠さず,でも今の自分にできることはやったという清々しさも感じさせる,高橋選手等身大のコメントだったと思う。
解説の本田武史さんが,ソチの練習期間中,高橋選手が感情を爆発させる場面もあり,見ている方も辛かったというコメントをしていたが,このオリンピックというピンポイントに,心身ともにベストの状態をもってくることが,どれほど大変なことなのかを感じさせるものだった。
SP・FPとも,高橋選手のスケートは,いつもどおり音楽そのもので,指先の一振りまで美しかった。

2位に終わった,パトリック・チャン選手の笑顔もよかった。
バンクーバー以降,絶対王者と言われ続け,金メダルの大本命だった。年齢的にも今回で最後のオリンピックの可能性が高く,ないのは五輪の金メダルのみ。本人も欲しかったに違いないと思う。
結果は,伸び盛りの羽生選手に追い越されての銀。しかし,表彰台では晴れやかな笑顔で羽生選手をたたえた。
最後のエキシビジョンでは,金メダリストを従え,選手代表として英仏二カ国語での感謝の言葉を述べており,フィギュア界のリーダーとしての役割を果たした。
地味だけれど,優れた技術を備えた名スケーターだと思う。
しかも,きっと人となりも素晴らしいんだろうなと思わせる,王者の振る舞いだった。

女子は一層,書ききれない。
浅田選手は,団体での転倒から不穏な空気が漂い始め,SPではここまで崩れるのかと衝撃のスコアだった。
FPのトリプルを8回入れるという宣言を聞いて,立て直すのは難しいだろうに,どうしてそこまで自分にプレッシャーをかけるのかと,悲しい気持ちにすらなっていた。
FP,あり得ない滑走順での演技。冒頭のトリプルアクセルが決まってから,食い入るように画面を見つめた。
素晴らしかった。本当は,そもそも重厚なラフマニノフの曲調は浅田選手に合っていない,もっと軽やかで可憐な曲に併せて浅田選手らしいプログラムを滑ればいいのにと思っていたほどだった。
しかし,悲壮感漂う痛恨のショートから,決死・覚悟のフリーに,この重い曲がぴったりと重なった。
終了後,万感の思いからか,浅田選手の目から涙が流れていた。その後の笑顔を一層輝かせる涙だったと思う。
これ以降,当分,このプログラムが流れるたびに涙腺が緩む日々が続いたことは言うまでもない。

浅田選手と言えば,私が司法試験を受ける直前の世界選手権だったと思う,FP最初のトリプルアクセルを転倒,もう優勝はないかと思ったところで,その後凄まじい精度のパーフェクトな演技をし,優勝を決めたことがあった。
私は,どうしてあそこから立て直せるのか,どれだけの精神力なのかと感嘆したものだ。
私の頃の司法試験は,初日マークシート式の短答試験,翌日から論文試験というスケジュールだったのだが,私はもともとこの短答式が大の苦手で,初日は全くできた気がせず,足切り(点数が低いと論文を採点してもらえない)されたのではないか,もう翌日から受けるのは無駄なのではないかという気持ちにすらなっていた。
その時,ふと,この世界選手権での浅田選手の滑りを思い出したことを,よく覚えている。
今回のFPはそんなレベルのプレッシャーではなかっただろうと思う。
それでも浅田選手は,あの世界選手権以上に,見事に立て直してみせた。強い人だと,改めて思った。
浅田選手は,これまで世界選手権,グランプリファイナルと数々のタイトルを取ってきた。
今回,メダルがとれなかったことは,これまでの彼女の戦績を何ら損なうものではないし,むしろ1つの圧倒的な感動を後世に遺したと思う。

鈴木選手は,演技後,静かに,でも笑顔で長久保コーチと健闘をたたえ合う姿に,感動した。
長い期間,また報道によると厳しい体調から立ち直って,滑り続けてきた選手だ。
一昨年のシーズンのFPが非常に印象的だったが,今回の白いコスチュームでのファントムオペラもよかった。
引退を表明しているが,このオリンピックはこれからの人生に生きると思うというコメントを聞き,今後豊かな人生を過ごして欲しいと心から思った。

ソチのフィギュア全体を通して,競技の間に垣間見える選手同士の関係が,とても爽やかに胸に響くシーンが多々あった。
浅田選手を見守る高橋選手,大きな声援を送る羽生選手,日本から応援しながら相変わらずの泣きっぷりの織田選手。
エキシビジョンでは,照れながらカップルでダンスをする浅田選手と高橋選手が微笑ましかった。
鈴木選手のツイッターで投稿された選手達の晴れやかなプライベートショットもあり,他国の選手の投稿では,国を超えてわきあいあいとした様子の選手達の写真が見られた。
エキシビジョンやショーがついてくる競技だからこそ,友人関係を築ける機会も多いのだろうか。

選手達の演技を見るにつけ,このプログラムを演じきるまでに,どれだけの凄絶な努力の積み重ねがあるのだろうと思う。
自分も頑張ろうと思った,というと薄っぺらい感じがするけれど,妥協せず誠実な毎日を重ねていきたいという想いを一層強くしたことは間違いない。
ソチオリンピック・フィギュア,素敵な大会だった。

投稿者:圭


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全日本フィギュアスケート選手権を見に行ってきました

おととい21日に,年末の仕事の合間をぬって,全日本フィギュアスケート選手権を見に行ってきました。
昨年は,フィギュアづいていて,アイスショーとNHK杯を見に行けたのですが,今年は無理だなぁと諦めていたところ,友人がチケットを譲ってくれたのでした。
今年は,本当に忙しい1年だったので,ご褒美にサンタクロース来た,と思いました(笑)

当日は,アイスダンスSP・ペアSPと,オリンピック代表を巡っての激戦,男子SP。


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(埼玉スーパーアリーナ入り口で)

フィギュアの大会を会場で見たのは,去年が初めてだったのですが,子どもの頃から好んでテレビ中継を見ていたスポーツです。
芸術性と身体能力,両方を競い合い,それが点数化されるというおもしろさが,飽きない一因かなと思っています。

男子SPは参加選手が多く,第1グループから次世代の注目選手が登場し,さすが層が厚いと言われている日本男子だなと思いました。
序盤に滑っていた選手の中では,ジュニアの山本草太選手が目を引きました。
まだ12歳ということもあり,とても細身で,羽生結弦選手を思わせる繊細なスケートでした。

高橋大輔選手,羽生結弦選手,町田樹選手などの注目選手そがそろう最終グループの練習が始まると,やはりリンクの空気が一変します。
練習段階から,互いにけん制しあうかのように,高難度のジャンプが繰り広げられ,瞬きをするのが惜しくなるほどの6分間でした。
1番滑走の町田選手のプログラムは,エデンの東のテーマで,SPとは思えないドラマティックなものでした。
会心の滑りで,会場中のスタンディングオベーションを浴び,予想通りの高得点。「オリンピックに行く」という気迫が客席の後ろまで届く,圧巻の演技でした。
羽生結弦選手は,世界最高得点を更新している昨年からの最強プログラム。この日本選手権では,100点越えするのではないかと注目が集まっていました。
正直なところ,リンクで見ていると,いつもどおり完璧だなぁと,ただただため息が出るばかりで,素人目に見ていても97点なのか100点なのかはよくわからないんですよね。
結果は,103点。場内は大歓声でした。
そして,高橋大輔選手。今シーズンでの引退を表明しているだけに,現役選手時代を生で見られるのは最後だろうと思いながらの観戦でした。
いつもどおり,音楽そのものという印象の引き込まれるスケーティングで,この日本選手権での滑りを見られて本当によかったと,感慨深い思いでした。
スコアは80点台と,他の若手に譲る形になりましたが,得点とは関係なく,見る人の心を打つスケートをする選手だと,改めて感じる2分50秒でした。


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(埼玉スーパーアリーナからの帰り道)

翌日の,男子FPは,自宅テレビで観戦しました。
結果は,1位羽生選手,2位町田選手,3位小塚選手。羽生選手はオリンピック確定,他の代表2名は今夜決定します。
高橋選手は,直前の故障も聞かれる中,果敢に四回転に挑み,演技中の怪我で手から血を流しながらも滑りきり,結果は5位。
直後のインタビューは,これで最後の演技になるのかもしれない(オリンピック代表にはなれないかもしれない)と,涙で声を詰まらせながらのもので,「今まで気持で前を向いてやれていなかった結果がこれだなと思うので,この演技を深く受け止めていきたいなと思います。」という言葉がありました。
ジュニア時代から26歳になる今シーズンまで,10年以上の期間,数々の世界タイトルを手にしてきた高橋選手の,葛藤がにじみ出る一言のように感じました。
いつも,私よりはるかに若いスケーターの演技に感動させてもらっていますが,彼ら彼女らが,「青春時代」と呼ばれる貴重な時間の大半を過酷なトレーニングに捧げていることを,今更ながらに感じさせられるインタビューに胸が詰まりました。
多くのスポーツや芸術に共通するところかと思いますが,選ばれ選んだ人の苦しみというものは,どれほどのものなのでしょうか。

今朝,出勤前に,録画した男子FPを見直していたところ,織田信成選手が,キスアンドクライから控え室に戻りながら,次の滑走の高橋選手に「大ちゃんがんば!」と声をかけているのを,マイクが拾っていました。
織田選手は,この日本選手権で好成績を残さない限りオリンピックは厳しく,高橋選手の成績によって,まず落選する位置にいるという状況だったと思います。
そんな中,ごく自然に高橋選手に励ましの言葉を送る織田選手に,リンク外でも感動させられてしまいました。
男子フィギュアスケートの一時代を築いた両選手,今期で同時に引退というのは寂しい限りです。
両選手の今期FPは,いずれも忘れられない名プログラムになりました。


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(パンフレット)

今夜は,いよいよ女子FP。こちらもたくさんのドラマがありそうです。

投稿者:圭


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NHK杯国際フィギュアスケート競技大会を見てきました。

少し前になってしまうのですが,11月24日・25日とフィギュアスケート,グランプリ・シリーズの最終戦,NHK杯を観戦してきました。
宮城セキスイハイムスーパーアリーナで開催された大会には,浅田真央選手・高橋大輔選手を初め,地元仙台出身の羽生結弦選手,鈴木明子選手など日本のトップスケーターが勢揃いでした。

1日目の男女のショートプログラムはテレビで観戦し,2日目,朝早めの東北新幹線で会場に向かいました。
今年もまとまった夏休みがとれず,週末もなんだかんだで休めない日が続いていたので,2日続けての休みらしい休み,しかも8月にアイス・ショーを見て以来,ぜひ見たかったフィギュアの競技を見られるということで,かなり楽しみに出かけました。

2日目午後一は,ペアのショートプログラム。これに続いてアイスダンスのフリーが行われました。
正直なところ,男女シングルのフリープログラムを楽しみに出かけ,せっかく見られるのだから他の競技も楽しもう,くらいの気持ちだったのですが,予想外にアイスダンスのチャンピオンカップルの演技に感動してしまいました。
アメリカのメリル・デービス/チャーリー・ホワイト組。世界選手権二連覇中のカップルなのですが,圧巻のスケーティングに鳥肌が立ってしまいました。
アイスダンスもリフトがあるのですが,すさまじいスピードで複雑で華麗なリフトを決めるのです。
前半グループ後の,後半グループ5分間練習の時にもこのリフトをしていたのですが,練習でも歓声が上がるレベルでした。もちろん本番の音楽にのっての演技はさらに素晴らしいものでした。
大会が終わってみると,この2人の演技に1番感動したかも・・・と思えるほどでした。

続いての男子フリープログラムでは,高橋大輔選手の音楽性の高い演技に会場はスタンディング・オベーションでした。
他の選手も,もちろん音楽にあった美しいスケーティングだなぁと思うのですが,音楽との一体感という意味では,高橋選手が格段に素晴らしく映るのです。
あと,女性ファンからの人気もすさまじかったです(笑)リンクに降り注ぐ花束の数はダントツ1位でした。
優勝した羽生結弦選手は,後半スタミナ切れで苦しそうでしたが,決まった4回転は圧巻でした。
フリーもさることながら,3日目のエキシビジョンでの演技が素晴らしく,技術的には素人目に見てもわかる精度の高いスケートだったように思います。
ただ,ライブで見ると本当に華奢で,折れないか心配になりましたが・・・。

女子フリープログラムは,何と言っても鈴木明子選手のほぼパーフェクトな演技に目を見張りました。
ジャンプはことごとく決まり,スピードもあり,一瞬も飽きることなく最後まで見てしまった,という感じでした。
ショートプログラム1位の浅田選手を抜くか?!と思ったのですが,コンマ差で惜しくも総合2位でしたね。選手がキス&クライで得点を待つ間,こちらもドキドキしていました。

3日目のエキシビジョンでは,各選手晴れやかなナンバーを披露しており,とても楽しい時間を過ごすことができました。
浅田選手の可憐なメリー・ポピンズが本当によく似合っていました。
また,途中,地元仙台のジュニアスケーターによる,被災地への支援に感謝を込めてのプログラムが披露されました。
多彩なライトワークで,リンクに幻想的な空間が演出される中でのジュニアのスケーター達の力強い滑りに,震災からどのような時間を過ごしてきたのかと,胸が熱くなってしまいました。
このような大会をとおして,トップスケーターの演技に触れることが,きっととてもよい経験になるのでしょうね。

写真は,会場に飾られていた,支援ありがとうコラージュです。


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今日から,いよいよグランプリ・ファイナルが開幕ですね。男子は6人中実に4人が日本人という大会です。活躍に期待ですね。

投稿者:圭


見ました,錦織圭君快勝の楽天オープンテニス準決勝!

先週土曜日,久しぶりに有明コロシアムに行ってきました。

楽天ジャパンオープンテニス,準決勝を見に!


お目当ては,オリンピックに続いて全米オープンで優勝し,ついにグランド・スラマーになったアンディ・マレーと,もちろん,錦織圭君。


第1試合の,マレーVSミロシュ・ラオニッチ戦は,21才・196僂猟洪肇薀ニッチが,時速200卍兇涼憧櫂機璽屬伐夢困砲い匹爛優奪肇廛譟爾如ぅ泪譟爾鯔殤するシーンが続きました。マレーは,試合開始前に腰に手を当てたりしていて,調子が悪いのかなと思いました。でも,レシーヴ巧者のマレーが,次第に,「う,すごい・・・」という渋いショットで反撃,1セットオールの後,3セット目はマレー優勢。世界ランキング上位は,こうして,結局は勝つのか・・・と思っていたら,タイブレークで,何とラオニッチが競り勝ってしまいました!


ラオニッチは,ラリーになると,ストロークをバシャッとネットします。フラット気味の強打に粗さがあるのですが,サーブやネットプレーで得点を重ね,若くてパワフルなテニスに迷いはなく,すがすがしい勝利でした。


そして,そして,第2試合は,お待ちかねの錦織登場。肘のケガに泣かされたりしながら,ついに,ランキング17位まで来ています。準々決勝で,格上のチェコのベルディハ(第2シード,世界ランキング7位)に勝っての準決勝進出です。


でも相手は,これまで3連敗のバグダティス。しんどい試合になるかと思いきや,立ち上がりから相手のサービスをブレークして先手を取ります。1セットとるのに,30分かかりません。きわどく見えるダウン・ザ・ラインも,コートのいちば〜ん隅っこに,計ったように入る。やることなすこと全てうまくいく,スーパー・プレイの連続なのです。


写真の後ろ姿が錦織です。


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バグダティスは,背走してボールを追いかけてとれず,両膝を付き,両手を挙げて,「何をやってもダメ,もうお手上げ・・・」と嘆くシーンも。これには,圧倒的に錦織を応援している観客席も,「頑張れ!!」の応援拍手でした。


とにかく,彼のプレイはすごかった。ランキングトップレベルのプレーヤーが,相手に,「テニスをさせない」かのようなプレイを見せることがありますが,まるでそんな感じでした。試合開始からわずか1時間,6−2,6−2のスコアで,圧倒的な勝利でした。ひさびさに興奮して,有明を後にしました。


そして昨日,日曜日。ラオニッチとの決勝戦を,錦織が制しました。


いつもの,日曜朝9時からのテニス・スクールを終え,その後のジムでのトレーニングはそそくさと終えて戻り,テレビを見ました。3時頃に試合開始。でも4時から,住んでいるマンションの修繕委員会があり,出席しなければならず(今年は理事長をしているのです),泣く泣く録画に切り替え,1時間後に戻ると,1セット・オールで第3セットに突入したところ。これは何と,6−0という錦織のワンサイド・ゲームでおわりました。あのビッグ・サーバーに,攻撃的リターンを連発し,勝ったのです。ショットの多彩さと確実さは,圧倒的。クレバーなテニスです。そして感激の優勝。大興奮の週末でした。


彼は,まだまだ伸びそうですね。引き締まった,良い顔になってきました。真面目そうな人柄が,好感度を高めています。


ウチの事務所の圭弁護士は,名前の漢字を説明するとき,「錦織圭の“圭”です。」と説明して,わかってもらえたらいいな,と言っているのですが,そうなってきましたね。


(投稿者:幸)

夏休み,ハウステンボスの「幻のゴッホ展」に行ってきました。

今年の夏休みは,ゆっくりとは休めなかったものの,先日アップしたアイスショーなど楽しいイベントで集中的に(?)息抜きができました。
アイスショーともう1つが,長崎のハウステンボスで開催されている「幻のゴッホ展」です!


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私の所属している東京弁護士会の法曹養成センターでは,毎年夏ころ,「実務演習講座」(司法試験の択一合格者向けに,修習までの時間を利用し民事・刑事の実務講座を提供する企画です。)を開講しており,
例年都内3校程度のロースクールに会場をお借りし,所属弁護士が講義をします。
昨年は,被災地支援の一環として,仙台弁護士会のご協力をいただき仙台でも開講させていただきました。
今年は,第二弾ということで,福岡弁護士会にご協力いただいて8月19日(日),西南学院ロースクールでの開講させていただいたのです。
私は,会場設営や,受講生の皆さんとの懇談会のお手伝い要員として参加させていただきました。

そこで,1日前乗りして九州入りし,長崎に直行してハウステンボスに行ってきたのです!
日本未上陸作品がなんと36点も来ていて,行けると決まった日から,興奮気味に心待ちにしていました。

美術館の外観です。オランダ風(?)で素敵でした。


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初上陸作品の中には,風景画はもちろん,たくさんの静物画もあり,「アサツキの鉢植え」という作品が気に入りました。
絵の中央に,大きな植木鉢にふさふさのアサツキが植わっているところが描かれたものなのですが,ゴッホは,鉢のそばに,引き抜かれたアサツキを一緒に描いており,画面になんとも言えない勢いを与えているのです。
また,展覧会の最後の一角には,初上陸作品5点を含む6点の自画像が,ずらりとならんでいて圧巻でした。ゴッホがいっぱい。



写真は,ミュージアムショップに寄って買ってきた絵はがきです。奥が「セーヌ河岸」(パリ,1887年5月中旬〜7月中旬 アムステルダム,ファン・ゴッホ美術館)。初上陸作品ではありませんが,好きな作品です。
そして,手前が「サン・ピエール広場を散歩する恋人たち」(パリ,1887年5月中旬〜下旬 アムステルダム,ファン・ゴッホ美術館)です。こちらは初上陸です。優しい色調で2組のカップルが描かれています。2組とも2人の世界に入っているので,きっとそばにもう1組カップルがいることには気付いていないと思います(笑



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長崎なので,「ちょっと行ってみるか。」というわけにはいかないと思いますが,絵画好きの方でお近くに行かれる予定のある方は,長崎まで足を伸ばして訪れる価値ありの展覧会でした。
ハウステンボスに滞在できたのは,ほんの4時間程度でしたが,予想以上に西欧風の町並みが美しく再現されていて,非日常的な空間で3日分くらいの息抜きができました。
仲良くしていただいている委員会の先輩方と,短い夏休みの素敵な思い出ができました。

投稿者:圭



Friends on Ice 2012(フレンズ・オン・アイス2012)を見てきました!

先週,26日(日),新横浜スケートセンターまで,荒川静香さんプロデュースのアイスショー「 Friends on Ice 2012 」を見に行ってきました!
フィギュアスケートは,毎シーズングランプリシリーズや世界選手権など,テレビではよく見ているのですが,生で見たことはなかったので,かなり前からとても楽しみにしていました。

当日,スケートリンクのそばだけにかなり涼しいんだろうな,とは思っていたのですが,リンク近くは涼しいなんてものではありませんでした。
常連と思われる観客が多かったようで,ダウンコートや膝掛けなど,みなさん準備万端でした。
ちなみに,私は半袖で行きました・・・。スケートリンクなめちゃいけませんね・・・。

開演前のリンクの写真です。公演中は写真撮影禁止だったので,リンクだけでもと思って撮ってきました(当たり前ですが。・・・少々残念でした。)。




荒川静香さんをはじめ,本田武史さん,高橋大輔さん,安藤美姫さん,イリナ・スルツカヤさんなどそうそうたるメンバーで,バラエティーに富んだプログラムが次々と演じられました。

佐藤有香さんは,ジャンプ全くなしの,スケーティングそのものを魅せるプログラムで,柔らかい滑りににため息が出てしまいました。エッジが氷を削る音がしないんですよね。
現役を離れられてから,テレビで見る機会は減ってしまいましたが,全く色あせない素晴らしいスケーティングだったように思います(詳しいわけではないので,あくまでも感想ですが。)。
本田武史さんのトスカは,生で見るジャンプの高さと回転の速さに驚きました。

プログラムは2部構成だったので,休憩時間にクラムチャウダーを飲んで,外に出てあたたまりました。溶けました(笑)。

2部の冒頭に,安藤さんのブラックスワンが始まったかと思うと,高橋さんのヒップホップの白鳥の湖が続き,さらに荒川さんの白鳥という,コラボプログラムが始まりました。
同じ音楽で,全く違う3つのプログラムが楽しめるという,アイスショーでなければ見られない,贅沢な時間でした。
安藤さんの黒鳥はとても色っぽく,高橋さんのステップは,こんなにダイナミックにでも細かく素早く動けるものなんだなぁと,見入ってしまうすばらしさでした。

イリア・クーリックさんは,コミカルなプログラムで会場を沸かせており,現役時代のクールなイメージとまた違った一面を見ることができました。
側転(?)のような一回転を入れ込んでいて,会場を釘付けにしていました。すさまじい身体能力ですね。

他にもコラボプログラムがたくさんあり,荒川・安藤のデュオや,本田・鈴木明子ペアなど,時間を忘れるショーでした。
高橋さんの今季ショートプログラム,鈴木さんの今季フリープログラムも,このショー初公開で,今シーズンがぐっと楽しみになりました。


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夕方5時開演で2時間半程度の予定だったようですが,最終日のフィナーレだったためか,選手のみなさんのアンコールの演技が続き,夜8時半近くまでショーが続きました。
素晴らしい演技はもちろん,出演者のみなさんが,とても楽しそうに滑っていた様子に心が暖まりました。
競技中は厳しいライバル関係もあるのでしょうが,フレンズ・オン・アイスというタイトルと,その仲のよさそうな姿がぴったりでした。

この夏の素敵な思い出です。
・・・ショーを見たらがせん試合も見たくなりました。きっと行ってしまいます(笑)

投稿者:圭


水上マーケット

今週もあっという間に金曜日です。
今週は,オープンパーティーも一段落し,たくさんのお花やお祝いのお礼を,少しずつ準備しています。
お礼のご連絡が遅くなっている皆様,申し訳ありません・・・。

昨日は,仕事の合間に司法修習同クラスの弁護士が事務所に立ち寄ってくれました!

今日は,年末の東南アジア旅行の写真第2段です。こちらも撮影者は兄です。
タイのバンコクに滞在している間に,早起きをして水上マーケットに行ってきました。
水路沿いの家々の合間を専用のボートで通り抜けてマーケットまで行くのですが,リアルジャングルクルーズでした。ジャングルではないですが。



水上マーケットの屋台のヌードルは,レストランとは違った素朴な味わいでした。
マーケットのボートで,卵焼き風のお総菜が売られていたのが目にとまりました。
ボートに大きな丸い鉄板が積まれていて,その場で器用に調理していました。新鮮な光景でした。




ちょうど日本では真冬の時期に訪れた南国の開放感は,予想以上でした。
今回,タイは2泊だけだったので,次はもう少しゆっくり楽しみたいです。


投稿者:圭



 

カンボジア

 ゴールデンウィークも後半。今日は事務所の整理整頓ため出勤しています。
 
 ゴールデンウィーク中,兄が,年末年始に家族で訪れたタイ・カンボジア旅行の写真を整理してくれました。
 初めて訪れた東南アジアは,予想を遥かに超える人々のエネルギーにあふれていました。
 とりわけカンボジアは,幸弁護士が,長期にわたり文化財保護を中心とする活動に
 携わってきた地であり,いつか訪れたいと思っていた場所でした。

 リサイズアゲイン

 写真は,アンコールトムの南大門から見た夕暮れです。
 
 この旅行では,アンコールワット,バイヨンなどの遺跡だけでなく,
 キリングフィールド,トゥールスレーンにも足を運びました。
 戦跡に刻まれている内戦の記憶を目の当たりにし,
 内戦の終結からわずか20年ほどしかたたないカンボジアの町には,
 未だ深い傷を抱えた人々がいるのだということが,重く迫ってきました。

 カンボジアの街が現在の姿に再生するまでに費やされた人々の力に,ただ圧倒され,
 私にとって,再び旅したいと思わずにはいられない場所となりました。




 投稿者:圭

                                                    

 

 
 
 
 
 
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