第一応接にアクリル板を設置しましたー新型コロナウィルス対策ー

緊急事態宣言の解除以降,徐々に対面でのご相談を希望される方も増えてきています。

公園通り法律事務所では,感染拡大防止対策として,主にご相談をお受けしている第一応接に,アクリル板を設置しました。

 


アクリル板が予想以上の透明感で,ぱっと見わかりにくいため,衝突防止にシールを貼ってみました(大和田弁護士が私物を拠出。)。

多少,涼しさが増したでしょうか・・・。

 

 

重症化しやすいと言われている持病のある方から,体力に自信ありという方まで,感染防止に対する感覚は様々かと思います。

どなたにも安心してご相談においでいただけるよう,所内でできる対策に引き続き取り組んで参ります。

引き続き,Zoom等によるオンラインでの法律相談もお受けしておりますので,お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

緊急事態宣言終了にともなう業務体制のお知らせ

東京都の緊急事態宣言解除に伴い,当事務所では,弁護士のみ出勤しての業務を開始しております。

6月1日からは,感染拡大に留意しながら,平常に近い業務体制に戻ることといたしました。

事務局はシフト出勤としますが,弁護士は原則として事務所に出勤して業務を行います。

 

ご依頼者からは,徐々に対面でのご相談を希望する声もいただいておりますが,一方で,テレビ会議によるご相談の要望も依然として多い状況です。

当事務所では,この間,当初Skype相談のみご対応しておりましたが,Zoom利用のご希望も多かったため対応を開始しました。

今後も,ご希望に応じ,ZoomまたはSkypeでのご相談も引き続きお受けいたしますので,お問い合わせ下さい。

 

 

本日,ご依頼者のご家族から,ご自身で作られたフラワーアレンジメントをいただきました。

このような時だけに,一際気持ちが明るくなるような気がいたしました。

 

 

所員一同,感染拡大防止に十分留意しながら,皆様のお力になれるよう引き続き業務に邁進して参りますので,今後ともよろしくお願いいたします。

 

初回電話相談開始しました―緊急事態宣言下特有のご相談―

緊急事態宣言後,リモートワーク体制にて業務を行っていますが,Skype相談も含め,様々なお問い合わせをいただいております。

緊急事態宣言下特有のご相談としては,

 

・外出の自粛要請などの影響で事業収入が減ってしまい,店舗の家賃の支払いが難しくなってしまった,大家さんとの家賃減額交渉をしてもらえないか,賃料減額の合意書を作ってほしい等の賃貸物件に関するご相談。

・元請からの発注が減ってしまい,従業員に休職してもらいたいのだが可能か,その際の給料の支払いはどのようにすればよいのか,といった雇用に関するご相談。

・従業員からリモートワークへの切り替えを求められているが,システムの都合上切り替えが難しい業務もありリモートワークにしきれない,どのような対策,説明をすればいよいかという,従業員の働き方に関するご相談。

・コロナウィルスの影響でキャンセルになった取引についての費用,キャンセル料などに関するご相談。

 

などがあります。

緊急事態宣言が出たことで,何も影響がないという事業者の方が少ないと思います。

ご相談を経て最善の方法を選択することで,ダメージを最小限にしていただきたいと思います。

 

一方で,賃借人の方から一時的に家賃の減額を求められており,このような状況なので応じたいが事後に不安のないよう書面を作っておきたいという大家さんもおられることと思います。

また,雇用主から一方的に休業を命じられ給与を止められてしまった,突然解雇されてしまったなどのまさに緊急事態に置かれている労働者の方もおられると思います。

法律的な観点を押さえた対応方針を確認されるだけでも,事態が改善することがあります。

お悩みが深刻になる前に,ぜひお問い合わせください。

 

 

また従来から多いご相談ではありますが,離婚に関するご相談についても新規のお問い合わせをいただいています。

ひとまず別居をしたという方の婚姻費用(生活費)に関するご相談もございます。

今すぐ離婚したいというわけではないが,離婚となった場合にはどのような請求ができるのか見通しが知りたい,別居を考えているが,事前にどのような注意が必要か知りたい,など手続きそのもののご依頼でなくともけっこうです。

必要な法的知識を得るために,法律相談を活用して下さい。

 

 

既に初回法律相談について,Skypeでのご対応を開始したことはお知らせしましたが,ネット環境が整っていないなどの理由から電話相談を希望される問い合わせもいただいております。

このような非常事態ですので,お電話での初回相談もお受けすることといたしました。

事務所宛のお電話または「問い合わせフォーム」から,電話相談をご希望の旨添えてご連絡いただければ,日程調整の上電話相談をお受けいたします。

※電話相談は,Skype等のビデオ通話による相談が困難な方のみご利用可能とさせていただきます。

 

緊急事態宣言にともなう業務体制のお知らせ

昨日,緊急事態宣言がされ,いよいよ新型コロナウィルス対策の正念場となりました。

これにともない公園通り法律事務所では,緊急事態宣言期間中,以下のとおり業務体制を整え,感染拡大防止のため所員全員リモートワークで業務にあたることといたしました。

 

1 お電話・ファクシミリ

  従来通り事務所の電話・ファックス番号宛にご連絡ください。

  全て転送し,事務局にて通常通りお受けできます。

  弁護士とのやりとりが必要なお問い合わせに関しましては,弁護士から折り返しのご連絡をさせていただきます。

 

2 メールでのお問い合わせ

  通常通りお問い合わせを受け付けており,いただいたご連絡については速やかに所内で共有しております。

  どうぞ,お問い合わせフォームより,ご連絡ください。

 

3 お打合せ

  個別案件のご依頼者様,顧問先様とのお打合せは,従来通り電話,メールに加えテレビ会議も活用し実施しておりますので,ご希望の場合はお知らせください。

  初回法律相談のSkype対応については,「初回法律相談,Skype対応開始のお知らせに掲載しておりますので,ご確認ください。

  ※Zoomの利用について所内で検討しておりましたが,セキュリティの問題が指摘されておりますので,当方からのご提案は当面見送ることといたしました。

   ご相談者様からのご利用希望がある場合には対応いたしますので,その旨をお伝えください。

 

各弁護士,事務局とも以上の体制で通常通り業務に臨んでおりますので,どうぞ遠慮なくお問い合わせください。

このような事態だからこそ,通常では起きない様々な問題が発生することもあろうかと思います。

事業の問題,雇用の問題,家庭の問題など,丁寧に対応させていただきますので,どうぞご相談ください。

 

所員一同,この事態が1日も早く収束し,落ち着いた生活が戻ることを祈りつつ,現在私どもでお力になれることに全力を注いでまいります。

 

 

初回法律相談,Skype対応開始のお知らせ

新型コロナウィルスの影響がいよいよ深刻になってきました。

当事務所では,今後,リモートワーク日も設けながら,通勤可能な限りメンバー最低1人は出勤し,通常通りの営業を継続いたします。

 

コロナウィルスに関する報道を注視しておりますと,外出自粛の影響により飲食業,イベント業,小売り業,各種サービス業をはじめ多くの業界に深刻な影響が及び始めているのはもちろん,休校措置やリモートワークの増加により家族で過ごす時間が増え,夫婦間の問題や親子の問題が顕在化するという側面が出てきているようです。

当事務所では,従来,初回法律相談は原則として対面のみお受けしておりましたが,外出の自粛が求められ今後緊急事態宣言の可能性も示唆される中,事務所に足を運べないご相談希望者の方向けに,Skypeでの初回相談を開始することにいたしました。

※ご相談の際に,ご相談者と対面し,お顔を拝見しながらご相談を受けることで,お気持ちを察し、状況を良く理解できることも多々あり,また弁護士の顔を見ながら相談することで,安心感を持っていただくこともできると考えておりますので,ビデオ通話に限らせていただきます。

 

Skypeでの初回相談を希望される方は,以下のとおりの手順でお申し込み下さい。

 

 

 問い合わせフォームまたは電話にて,Skypeでの初回相談を希望の旨明記して,お申し込み下さい。

  ※申し込みの際には、正確な氏名・住所・メールアドレスをお知らせいただくことになります。

  ※緊急事態宣言等により事務所メンバー全員が通勤困難となってしまった場合には,電話対応が困難となる恐れがありますので,問い合わせフォームからのご連絡が確実です。

◆)[Я蠱未謀した案件と判断した場合,事務所メールアドレスより,日程調整のご連絡をいたします。

  併せて,事務所のSkypeアカウントをお知らせいたします。

  日時の調整の際には,接続確認の余裕をみて,時間を設定させていただきます。

  ※法律相談では解決の難しいご相談であった場合も,その旨ご返信いたします。

 調整した日時にSkype相談を実施いたします。

ぁ〜蠱霧紂ぢやかに,相談時間に応じた相談料のご請求書をお送りいたしますので,指定口座への送金をお願いいたします。

  ※法律相談を経て,交渉・法的手続等の正式な委任をいただくことになった場合には,法律相談料のご請求はせず,委任契約に基づく費用のみを申し受けることになります。

 

 

多くの方が不安定な状況に置かれる中,弁護士がお力になれることもあろうかと思いますので,お悩みのある方はぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

新型コロナウィルスの1日も早い終息を祈りつつ,所員一同引き続き鋭意業務に取り組んで参ります。

以上,公園通り法律事務所よりお知らせいたします。

 

 

東京弁護士会主催,民法(相続関連)改正法講演会〜法制審民法・不動産登記法部会の検討課題もふまえて〜

昨日,大和田弁護士と相続法改正の講演会に出席してきました。

 

 

京都大学の潮見佳男先生を講師にお招きしての講演でした。

 

相続法改正については,施行に備えて勉強し,講師などもさせていただいていますが,改めて研修を受けるとまだまだ学ぶべき点が多くありました。

前半は,新設された配偶者居住権を中心に,改正相続法に関するレクチャーがありました。

配偶者居住権については,特に税制との関係についてクリアな説明があり,非常に参考になりました。

 

後半は,潮見先生が法制審の委員も務められている不動産登記法の改正がテーマでした。

今年の秋の臨時国会での法案提出を目指して,今まさに議論されているトピックであり,所有者不明土地問題への対策として注目されていますが,相続制度にも深く関わる改正でもあり,今後も一層動向を注視しなければならないと感じました。

講演では,中間試案段階で,ほぼ固まっているといってよいであろう事項と,今後の要検討事項(相続財産管理制度,遺産分割の期間制限,遺産分割手続がされないまま長期間経過した場合の遺産分割方法など)について概説があり,留意事項なども説明されました。

特に今後の検討事項については,相続への影響が甚大である事項が多く,改めて中間試案を精査したいと思います。

 

学んだ事項の再確認だけでなく,今後の法改正に向けての新たな視点も得ることができ,非常に有意義な時間でした。

これからも,このような研修には,できる限り時間を作って足を運びたいと思います。

 

投稿者:弁護士 酒井 圭

 

 

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

公園通り法律事務所は,本日から2020年の業務を開始いたしました。

冬休みでリフレッシュし,一同,元気に新年をスタートしております。

 

恒例の「公園だより」から,各弁護士のご挨拶を掲載いたします。

本年も,どうぞよろしくお願いいたします。

 

所長弁護士 酒井 幸 より


新年おめでとうございます。
本年も全員元気で新年を迎えました。個別事件はもとより、顧問先からのご相談も多岐にわたり、仕事の幅もより広がりつつあります。仕事面の研鑽と共にプライベイトでも落ち着いた暮しを実現できていることが、様々なご依頼にお応えできる事務所体制を実現できている要因かと思っています。本年もさらなる充実を目指して所員一同努力を重ねてまいります。


昨年は年女だった私、所員の配慮で多少余裕のある日常を過ごさせてもらい、「月イチ文化DAY」と称して美術展やコンサート・映画などに出かけますが、昨年はノルマを超過達成。

タンゴ界の革命児アストル・ピアソラのドキュメンタリー「永遠のリベルタンゴ」、同世代のギタリスト莊村清志さんのデビュー50周年リサイタル、田中泯さんの舞踊など、心に残るものに出会えました。


旅は、夏の終わりに念願のヨルダンへ。主都アンマン近郊のジェラシュはローマ帝国に併合された時代の遺跡で、凱旋門・列柱通りなどを完備した「ローマ」そのもの。

二千年を経てなお形を留めるその存在に圧倒され・・・などと書きたいところですが、40度近い炎天下で広大な敷地を歩き回るのはなかなかの苦行でした。
その後、最大の目的地ペトラ遺跡へ。古代アラブ民族ナバタイ人によるこの遺跡群は天然の岩肌を掘って作られた巨大な彫刻群です。多数の岩窟墓は後にキリスト教施設に転用されたものもあり時代の変遷を感じさせました。

建造物の美しさだけでなく水道・ダムなどの水利設備も備わっていて、優れた文化が花開いていたことを実感しました。
その後南部のワディ・ラムに移動。第一次世界大戦中、オスマン帝国に対するアラブの反乱を支援した英軍情報部員T.E.ロレンスが拠点を置いたという約700平方キロの砂漠地帯で、奇岩が広がりベドウィン族と自然の保護区になっています。トヨタ四輪駆動車で奇岩を縫って走り、満天の星空のもとテント風コテージでの一泊は終生忘れられないでしょう。
ヨルダンは、サウジアラビア、シリア、イスラエル、パレスチナ自治区と国境を接しながら政治も治安も安定した王国で、周辺国の状況とは一線を画していました。アラビア半島の料理は国境線で変わることは無く「みなアラブ料理だ」というガイドさんの言葉が胸に残りました。

 

 

 

酒井 圭 弁護士 より


2019年は,月日の流れが早く,ますます1年が短く感じられた年でした。
昨年は,法人内でのハラスメント防止研修のご依頼をいただくことが増え,ようやく日本社会でもハラスメントに対する意識改革が進んできたかと,実感する年でもありました。

組織内のハラスメント調査に継続して取り組んできましたが,今後ますます,厳正な調査・的確な判断が求められる場面が増えそうです。会社の規模や,法人の種類に応じ,適切な調査プロセスのご提案,調査へのご協力ができるよう,本年も鋭意取り組んでいきたいと思います。


文科省中教審特別委員会専門委員も2期目となり,厳しい局面が続く中,法科大学院改革を模索し続ける状況が続いています。昨年は,「論究ジュリスト」秋号に収録された,法曹養成制度問題をテーマとした座談会に出席させていただき,よい振り返りの機会を得ることができました。

法曹をいかに育成すべきか,法曹志望者をいかに増やすか,考えることを諦めず,動き続けることをモットーに本年も引き続き取り組んでいきたいと思います。


今年5歳になる長女は,最近,ピアノ・バレエ・スイミングと習い事に邁進しており,共働き家庭定番の「親は休めない」週末です(笑)

実務・公務・家庭と,それぞれの場所で求められる役割があるという喜びをかみしめつつ,30代最後の1年を妥協なく過ごし,充実した40代のスタートへと繋げたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

大和田 彩乃 弁護士 より

 

新年おめでとうございます。振り返ってみれば、忙しいながらもとても充実した1年でした。
特に印象に残っていることのひとつは、弁護士になったばかりの頃から関わっていた案件で和解が成立したことです。当事者にとって長期間紛争状態にあることの負担は大きく、調停や訴訟のことを考えるだけで気が重くなる、場合によっては体調が悪くなる方もいらっしゃいます。紛争を終えたご依頼者の表情や声が明るくなったのを間近で感じられるのが、私にとって、この仕事のやりがいかもしれません。


もうひとつ印象に残っているのは、建物明渡しの強制執行が続いたことでした。実際に現場に行くと、何が起こるか分からない緊張感があります。経験者の話によると、中に人がいてドアの前で押し合いになったり、ときには室内に刃物を持った人が待機していたこともあったそうです。

話合いでの解決や、判決を経て任意の履行を受けられる状態を目指していても、最終手段として避けては通れないことですので、貴重な経験となりました。


弁護士会の法教育委員会や、法科大学院での学習アドバイザーも続けていて、今年は初めて、指導した学生が司法試験を受ける年です。自分の時は何ともなかったのですが、柄にもなく緊張しています。


もう新人とはいえないキャリアになってきました。これからは少しずつ、関連分野の勉強もしていきたいと思っています。本年もよろしくお願いいたします。

 


 

一橋LS未修1年生・法律文書作成ゼミ講師を務めてきました。

あっという間に11月も半ばになり,年末が見えてきましたね。

公園通り法律事務所は,例年どおり,弁護士3名とも今年の終わりに向けて慌ただしさが増す毎日です。

 

先月になってしまいましたが,母校一橋ロースクールの未修1年生向け「法律文書作成ゼミ」(民法)の講師を務めてきました。

この授業は,6コマをそれぞれ別の弁護士(卒業生)が担当し,文書作成課題を自由に出題して,事前に各回の担当者2名に答案作成をさせ,講義でその講評を行うという内容です。

私は,弁護士1年目から一昨年まで,学習アドバイザーとして,カリキュラム外のゼミ指導を担当してきたのですが,正課の講義を担当するのは今年が初めてのことでした。

 

事前準備から,どのような課題がよいか,訴状の起案にしようか・・・等と考えていたのですが,結局未修1年生というまだまだ勉強し始めの人も多い段階の科目,民法総則・物件の範囲の典型的な論点を含む,比較的シンプルな事例問題を出題しました。

私の回は,答案作成を希望した学生が+1名いたので,合計3通の答案が提出され,事前に添削・返却の上,当日の講義に行ってきました。

 

受講生がクラス15名中6名と少なく,少々残念でしたが,せっかく少人数なので講義形式にはせず,学習アドバイザーゼミと同じ形式で,私も学生の席に座り,質問・議論を交えながら授業を進めました。

せっかくなので,未修1年生の範囲を超えた,要件事実の観点からの整理に触れたり,本来の訴訟であればどのような書面を出し合うことになるか,どのような進行になるかという点も織り交ぜて話をしました。

学生さん達は,とても真剣に耳を傾けている様子で,質問にも果敢に答えようという姿勢が感じられ,好印象でした。

 

しばらく学生の指導から離れていたのですが,久しぶりに1年生と向き合ってみて,1コマといわずもっとロースクールの学生さん達のサポートをしたいなと改めて思ってしまう,貴重な時間になりました。

6名の受講生達が,厳しい勉強を乗り越え無事司法試験に合格すること,資格をいかし幅広い分野で活躍してくれることを心から祈ります。

 

投稿者:弁護士 酒井 圭

 

論究ジュリスト2019年秋号,座談会掲載のご報告

本日発売の「論究ジュリスト2019年秋号」(有斐閣)に,メンバーの一人として出席させていただいた座談会「司法制度とその担い手」が掲載されました。

母校の恩師である山本和彦先生(一橋大学法科大学院)が司会をされ,大坪和敏先生(東京弁護士会),大貫裕之先生(中央大学法科大学院),中川丈久先生(神戸大学法科大学院)と,ご一緒させていただいています。

 

 

 

 

山本先生が,「特に法曹養成制度は,司法改革の様々な項目の中でも最も評価が分かれるテーマの1つ」だと思うと,座談会をスタートされ,法科大学院制度の評価,法曹人口,法曹の質,職域拡大など多岐にわたる論点について,出席者それぞれが意見を述べました。

私自身,非常に難しい論点についての発言を求められる場面もあり,悩みながらの回答というところも多々ありましたが,弁護士1年目から公益活動として取り組んでいる法曹養成制度について改めて整理するきっかけにもなり,貴重な機会となりました。

 

個人的に思い入れの深い未修者コース改革については,「残された重要な課題」という位置づけで,座談会の最後に議論されました。

法学部との連携による法曹コースの設置,司法試験の在学中受験という改革がされる中,司法試験合格という観点からは未修者がさらに厳しい戦いを迫られるという現状にあること,これを踏まえ未修者コースの改革が不可欠であることなどを述べ,私の考える具体案についても若干提案させていただきました。

文科省中教審法科大学院等特別委員会の専門委員も2期めとなり,いよいよ未修者コース改革が本格的に議論され始める見通しです。

法曹養成制度改革は難しい局面が続きますが,今後も,少しでも現状を改善することを諦めず,常に考え,行動することをモットーに,引き続き法曹養成問題に取り組んでいきたいと思います。

 

投稿者:弁護士 酒井 圭

 

司法研修所第62期10周年記念大会@熱海

先週7日(土),熱海後楽園ホテルで開催された司法研修所第62期10周年記念大会に参加してきました。

今回の記念大会は,研修所修了10周年(法曹になって10年目)の節目に,同期の元修習生と指導教官が一堂に会し,旧交を温める場として伝統的に開催されているものです。

司法修習生時代,28組あるクラスのうち4組の配属だったのですが,非常に仲の良いクラスで,研修所修了後も毎年かかさずクラスの同窓会を続けてきいます。

さらに,今年は記念大会の全体幹事が4組の旧友ということもあり,元修習生33名と指導教官5名中3名もご参加くださり,最多出席クラスとなりました。

 

会場では,司法試験合格前から苦楽を共にしてきた一橋ロースクールの同期の顔も多く,600人近い参加者の中で知り合いを探して歩く楽しい時間でした。

中でも,現在弁護士登録は外し,国連のUNHCRに所属しイラクに赴任している同期が記念大会にあわせて帰国しており,うれしい再会になりました。

 

全体の記念大会の後は,各クラスでの懇談会,二次会と盛りだくさんのスケジュール。

毎年集まっているとはいえ,修習時代の松島旅行以来の同期旅行に,深夜まで話は尽きませんでした。

 

改めて,弁護士になって10年たった感慨を感じるとともに,これからも活躍しているたくさんの同期に胸を張って会えるよう,堅実な仕事を重ねていこうと気の引き締まる思いもしました。

研修所の最終講義の際にある教官から贈られた,「法曹がエリートかと問われれば,私はエリートだと答えるでしょう。しかし,それは『選ばれた者』という意味のエリートではなく,『一生勉強し続ける道を選んだ者』という意味においてのエリートです。」という言葉があります。

お話し下さった教官も,ご自身が指導を受けた教官の言葉の引用であると話しておられた気がしますが,日々の忙しさを言い訳に勉強を怠ることがあってはならないと自分を奮い立たせるときに,今でも素晴らしい効果を発揮してくれています。

 

記念大会では,司会を務めさせていただき,よい思い出にもなりましたが,あわただしく写真がほとんど撮れなかったのが少々残念でした。

 

投稿者:弁護士 酒井 圭